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長期優良住宅のメリット!経済的優遇と将来の資産価値向上の面について解説

2025.06.05

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マイホーム購入は人生における大きな決断です。

将来を見据え、後悔のない選択をするためには、さまざまな要素を考慮する必要があります。

特に、住宅の耐久性や資産価値は、長期的視点で考える上で重要なポイントと言えるでしょう。

そこで、この記事では長期優良住宅という選択肢に焦点を当て、そのメリットを解説します。


□長期優良住宅の経済的メリットとは


*住宅ローン控除の活用方法


長期優良住宅を建築または購入する場合、住宅ローン控除の優遇措置を受けることができます。

令和4年度の税制改正により、2025年末までに住宅を取得した場合、最長13年間、年末の住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除されます。

消費税10%以上の住宅は13年間、それ以外は10年間の控除となります。

重要なのは、長期優良住宅の場合、住宅ローンの控除対象限度額が5,000万円と、一般住宅の3,000万円より高い点です。

この差額は、返済期間やローン金額によって大きな節税効果を生み出します。

例えば、上限額まで借り入れた場合、10年間で最大182万円もの差額になります。


*不動産取得税減税の仕組み


住宅購入時には不動産取得税が発生しますが、長期優良住宅であれば、税額が軽減されます。

2024年3月31日までに取得した場合、一般住宅では固定資産税評価額1,200万円までが控除対象となるのに対し、長期優良住宅は1,300万円まで控除が適用されます。

例えば、固定資産税評価額が3,000万円の場合、一般住宅では54万円の不動産取得税がかかりますが、長期優良住宅であれば51万円となり、3万円の節税になります。


*低金利住宅ローンの利用


長期優良住宅は、低金利の住宅ローンである「フラット35」の利用においても優遇されます。

さらに、フラット35を利用する人が対象となる「フラット35S」の適用も可能です。

フラット35Sでは、金利が引き下げられる期間がAプランで10年間、Bプランで5年間と設定されており、より有利な条件で住宅ローンを組むことができます。

「フラット50」といった、返済期間50年、売却時にローンを譲渡できるといったプランも魅力的です。




□長期優良住宅の将来的な資産価値とは


*資産価値向上によるメリット


長期優良住宅は、その高い耐久性と性能から、時間の経過とともに資産価値が維持されやすい傾向があります。

一般的な住宅に比べて、建物の劣化が遅く、修繕費用を抑えられる可能性が高いことも、資産価値を高く保つ要因となります。

これは、将来的な売却や相続を考えた場合、大きなメリットとなります。


*世代を超えた居住可能性


長期優良住宅は、数世代にわたって安心して住み続けられるよう設計されています。

バリアフリー設計や、将来的なリフォームを容易にする工夫が施されているケースが多く、家族構成の変化にも柔軟に対応できる点が魅力です。

高齢になっても安心して暮らせる住まいは、家族にとって大きな安心材料となるでしょう。


*長期優良住宅の維持管理


長期優良住宅の認定を受けるためには、維持保全計画の提出が義務付けられています。

これは、建物の状態を定期的に点検し、必要に応じて修繕を行うことを約束するものです。

一見、負担に感じるかもしれませんが、計画的なメンテナンスによって建物の寿命を延ばし、資産価値の維持・向上に繋がるため、長期的な視点では大きなメリットとなります。




□まとめ


長期優良住宅は、税制優遇による経済的なメリットと、将来的な資産価値向上という長期的なメリットの両方を兼ね備えています。

住宅ローン控除、不動産取得税減税、低金利住宅ローンといった経済的な優遇に加え、高い耐久性による資産価値の維持、世代を超えて住み続けられる可能性、そして計画的な維持管理による安心感など、将来を見据えたマイホーム購入を検討する上で、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

これらのメリットを理解した上で、ご自身のライフプランと照らし合わせ、最適な住宅選びを進めていただければ幸いです。


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