断熱リフォームで窓はどう変わる?効果と方法を解説!
2026.01.15
冬の寒さや夏の暑さを和らげ、快適な室内環境を保つためには、住宅の断熱性能の向上が欠かせません。
特に、建物の熱損失の大きな要因とされる窓に注目することで、効率的に断熱リフォームの効果を得ることができます。
窓の断熱性を高めることは、冷暖房効率の向上や光熱費の削減だけでなく、結露の抑制や健康的な暮らしにもつながります。
今回は、断熱リフォームによって窓がどのように変わるのか、その具体的な方法や活用できる補助金制度について解説します。
□断熱リフォームで窓はどう変わる
*断熱リフォームで得られる効果
断熱リフォームを行うことで、外気温の影響を受けにくくなり、夏は涼しく冬は暖かく過ごしやすい室内環境を実現できます。
これにより、冷暖房の使用量を抑え、光熱費の削減につながることが期待できます。
また、断熱性能の向上は、室内の温度差を小さくし、ヒートショックのリスク軽減にも役立ちます。
さらに、結露の発生を抑制することで、カビやアレルギーの原因を減らし、建材の劣化を防ぐことで住宅の長寿命化にも貢献します。
*熱損失が大きい窓の重要性
住宅における熱の出入りは、壁や屋根だけでなく、窓やドアといった開口部から多く発生します。
特に冬の暖房時には、熱の約58パーセントが開口部から失われ、夏の冷房時には外からの熱が約73パーセント流入すると言われています。
窓は、壁に比べて薄く、開閉する機会も多いため、外気の影響を受けやすい箇所です。
そのため、住宅の断熱性能を高める上で、窓の断熱改修は非常に効率的であり、その重要性は高いと言えます。
*窓断熱で快適性が向上する理由
窓の断熱性を高めることで、室内の温度が安定し、冷暖房の効率が格段に向上します。
これにより、冬場に窓際で感じる冷気や、夏場に窓から伝わる熱を効果的に遮断し、一年を通して快適な室温を保ちやすくなります。
また、断熱性の高い窓は、室内外の温度差による結露の発生を抑える効果も期待できます。
結露はカビやダニの発生源となり、家屋の劣化を招くこともありますが、窓断熱によってこれを防ぐことで、より健康的で快適な住空間が実現します。
□窓の断熱リフォーム方法と補助金
*内窓設置と窓交換の種類
窓の断熱リフォームには、主に「内窓設置」と「窓交換」の二つの方法があります。
内窓設置は、既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付ける方法で、窓が二重になることで断熱層が生まれ、手軽に断熱性能を高めることができます。
一方、窓交換は、既存の窓を断熱性能の高いサッシとガラスを持つ新しい窓に丸ごと取り替える方法です。
窓交換には、壁を解体して行う「はつり工法」と、既存の窓枠の上から新しい枠を取り付ける「カバー工法」があり、カバー工法は比較的短工期・低コストで実施可能です。
*窓リフォームの費用目安
窓の断熱リフォームにかかる費用は、選択する工法や窓の種類、サイズによって幅があります。
例えば、内窓設置の場合、腰高窓であれば10万円台から、掃き出し窓など大きな窓では20万円台からが目安となることがあります。
窓交換(カバー工法)の場合、内窓設置よりも高額になる傾向があり、腰高窓で20万円台から、掃き出し窓で30万円台からといった価格帯が参考になります。
これらの費用には、商品代だけでなく工事費も含まれていますが、詳細な見積もりは専門業者に確認することが重要です。
*補助金制度の活用方法
窓の断熱リフォームにおいては、「先進的窓リノベ2025事業」といった補助金制度が活用できます。
この事業では、対象となる窓の断熱改修工事(内窓設置、窓交換など)に対して、一定額の補助金が交付されます。
補助金の申請は、消費者が直接行うのではなく、あらかじめ登録された「窓リノベ事業者」を通じて行う必要があります。
工事を依頼する際は、この補助金制度を利用できる事業者であるかを確認し、相談を進めることが大切です。
予算上限に達し次第、受付が終了する場合もあるため、早めの検討が推奨されます。
□まとめ
断熱リフォーム、特に窓の断熱改修は、住宅の快適性向上と省エネルギー化に大きく貢献します。
窓の断熱性能を高めることで、外気温の影響を受けにくくなり、夏涼しく冬暖かい室内環境を実現し、冷暖房費の削減にもつながります。
主な方法としては、既存窓の内側にもう一つ窓を設置する内窓工法や、窓ごと交換する窓交換工法があります。
さらに、「先進的窓リノベ2025事業」のような補助金制度を活用することで、費用負担を軽減しながらリフォームを進めることが可能です。
ご自宅の状況に合った最適なリフォーム方法や補助金の活用について、専門の事業者へ相談することをおすすめします。





