パネルヒーターの種類・メリット・デメリットを徹底解説!選び方のポイントも紹介
2024.09.16
パネルヒーターは、暖房器具の中でも近年人気が高まっているアイテムです。
しかし、いざ購入しようとすると「種類が多くてどれを選んでいいのかわからない」「本当に暖かくなるのか不安」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、パネルヒーターの仕組みや種類、メリット・デメリットを解説し、選び方のポイントを紹介します。
暖房器具選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□パネルヒーターの仕組みと種類について
パネルヒーターは、輻射熱を利用して空間を暖める暖房器具です。
エアコンやファンヒーターのように送風によって室内を暖めるものではないため、空気が乾燥せず運転音も静かなのが特徴です。
この記事では、パネルヒーターの仕組みや種類、メリット・デメリットについて解説します。
1:パネルヒーターの仕組み
パネルヒーターは、パネル内に埋め込まれた電熱線を発熱させることで、周囲の空気を暖めます。
パネルの表面は、直接触れても火傷しにくい温度に設計されているため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。
2:パネルヒーターの種類
パネルヒーターの種類は、大きく3つに分けられます。
・コンパクトタイプ
薄型で持ち運びやすく、トイレや脱衣所など狭いスペースに最適です。
取っ手やキャスター付きの製品もあり、移動も簡単です。
・大型タイプ
リビングなど広い空間で使用できるタイプです。
パネルが両面についている製品が多く、輻射熱の範囲が広く、大人数でも暖かく過ごせます。
・デスク下タイプ
デスクワーク時に足元を集中的に暖めたい方におすすめです。
左右と前面にヒーターがある「3面タイプ」や、上下にヒーターが加わった「5面タイプ」などがあります。
移動のしやすさから、女性や冷え性の方にも人気です。
□パネルヒーターの選び方
パネルヒーターを選ぶ際には、部屋の広さ、用途、予算などを考慮することが重要です。
コンパクトタイプ、大型タイプ、デスク下タイプなど、さまざまな種類がありますので、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自分に合った製品を選びましょう。
1:パネルヒーターのメリット
・安全性が高い
火を使わずに電磁波で空気を暖めるため、火事のリスクが少なく安全です。
パネル部分も高温になりにくい仕様なので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心です。
・持ち運びしやすい
コンパクトタイプは、軽量で持ち運びやすく、部屋間の移動も簡単です。
・空気を汚さない
燃焼による排気ガスや臭いが発生しないため、空気を汚しません。
また、運転音も静かなため、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心です。
・デザイン性が高い
シンプルでスタイリッシュなデザインの製品が多く、インテリアにもなじみやすいです。
カラーバリエーションも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
2:パネルヒーターのデメリット
・部屋全体の暖めには不向き
パネルヒーターは、輻射熱で暖めるため、エアコンやストーブのように部屋全体を暖めるのには適していません。
主に足元や局部を暖める用途に向いています。
・即暖性が弱い
輻射熱で暖めるため、エアコンやファンヒーターのようにすぐに暖まるわけではありません。
じんわりと暖まっていくので、寒がりな方は少し時間がかかるかもしれません。
3:選び方のポイント
・部屋の広さ
パネルヒーターの能力は、ワット数で表されます。
部屋の広さに合ったワット数の製品を選びましょう。
・用途
パネルヒーターは、用途によって最適なタイプが異なります。
足元を暖めたい場合はデスク下タイプ、部屋全体を暖めたい場合は大型タイプなど、用途に合った製品を選びましょう。
・予算
パネルヒーターの価格は、機種や機能によって大きく異なります。
予算に合わせて、自分に合った製品を選びましょう。
□まとめ
パネルヒーターは、安全性が高く、空気を汚さず、デザイン性も優れた暖房器具です。
しかし、部屋全体を暖めるのには不向きで、即暖性も弱いというデメリットもあります。
パネルヒーターを選ぶ際には、部屋の広さ、用途、予算などを考慮し、メリット・デメリットを比較検討して、自分に合った製品を選びましょう。
当社では長年の経験を持つ熟練の職人たちが、お客様の一生に一度の家づくりを真心込めてサポートします。
ぜひ気になった方はお気軽にお問い合わせください。