省エネ・健康・注文住宅は、うたしろ建設

雅楽代建設
  • お問い合わせ

メニューを開く

雅楽代建設

ユニットバスのメリットとは?機能面やデザイン面に関して解説

2025.08.26

blog

戸建て住宅の新築やリフォームを検討する際、浴室のタイプ選びは重要な課題の一つです。

特に近年、多くの住宅で採用されているユニットバスは、その手軽さや利便性から人気を集めています。

しかし、そのメリットを具体的に理解している方は少ないかもしれません。

そこで、この記事ではユニットバスのメリットを多角的に解説し、皆様の浴室選びの一助となることを目指します。


□ユニットバスのメリット


*工事期間が短い


ユニットバスは、工場で事前に組み立てられた状態の浴室を現場に搬入し、設置する工法を採用しています。

そのため、在来工法の浴室に比べて工事期間が大幅に短縮され、数日で完了することが一般的です。

在来工法では、職人による現場での作業が必要となるため、数週間から1ヶ月程度かかることも珍しくありません。

この工事期間の短縮は、リフォームの場合、生活への影響を最小限に抑えることができる大きなメリットとなります。

例えば、仮住まいへの移転が必要な期間を短縮できるため、時間的・経済的負担を軽減できます。

また、新築の場合でも、全体の工期短縮に貢献し、完成時期を早めることが可能です。


*価格が比較的安い


ユニットバスは、工場生産による大量生産体制が確立されているため、在来工法の浴室と比較して価格が比較的安価である傾向にあります。

もちろん、メーカーや機種によって価格差はありますが、一般的に、同じ広さの浴室を造る場合、ユニットバスの方が総費用を抑えられることが多いです。

この価格面でのメリットは、予算を抑えたい方にとって大きな魅力となるでしょう。

さらに、近年はコストパフォーマンスの高い製品も多く、高機能なユニットバスを比較的安価に導入することも可能です。

ただし、オプションの追加や、高機能・高性能な機種を選ぶと、価格が上昇する可能性もあるため、予算とのバランスを考慮することが重要です。


*水漏れリスクが低い


ユニットバスは、工場で製造された防水性の高いユニットを現場に設置するため、在来工法に比べて水漏れのリスクが低くなっています。

在来工法では、現場での施工精度に依存する部分が多いため、施工不良による水漏れが発生する可能性が否定できません。

しかしユニットバスは、工場での厳格な品質管理の下で製造されているため、防水性の確保が徹底されています。

これは、住宅の寿命を長く保つ上で非常に重要なポイントであり、安心して長く使用できるという安心感につながります。

ただし、長年の使用や不適切なメンテナンスによって、水漏れが発生する可能性もゼロではありません。

定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことが重要です。


*掃除がしやすい


ユニットバスは、壁や床が一体化されているため、目地がなく、汚れが溜まりにくい構造になっています。

さらに、表面がツルツルとした素材でできていることが多いので、掃除がしやすいというメリットがあります。

また、近年では、抗菌・防カビ加工が施された製品も多く、清潔さを保ちやすく、お手入れの手間を軽減することができます。

在来工法の浴室では、タイル目地などに汚れが溜まりやすく、掃除に手間がかかるというデメリットがあります。

ユニットバスを選ぶことで、掃除にかかる時間と労力を大幅に削減できるでしょう。


□ユニットバスの機能面とデザイン面のメリットは?


*豊富なデザイン


かつてはデザインのバリエーションに乏しかったユニットバスですが、近年は、多様なデザインが提供されています。

素材やカラー、形状など、様々な選択肢があり、住宅のテイストや個人の好みに合わせた浴室空間を演出することが可能です。

例えば、木目調パネルを採用することで、温かみのある空間を、鏡面仕上げのパネルを用いることで、スタイリッシュな空間を実現できます。

また、浴槽の形やサイズも豊富に用意されているため、家族構成やライフスタイルに最適なものを選ぶことができます。


*高い保温性


ユニットバスは、断熱材を内蔵しているものが多く、高い保温性を備えています。

そのため、冬場でも湯冷めしにくく、快適な入浴体験を提供します。

在来工法の浴室では、断熱性が低く、湯冷めしやすいというデメリットがありましたが、ユニットバスでは、この問題が解決されています。

保温性が高いことで、光熱費の節約にも繋がります。より省エネ性能の高い製品を選ぶことで、さらに節約効果を高めることが可能です。


*バリアフリー対応のしやすさ


ユニットバスは、バリアフリー対応をしやすい構造となっています。

例えば、段差のないフラットな床を採用したり、手すりを取り付けやすく設計されていたりします。

高齢者や身体の不自由な方が安全に利用できる浴室を実現したい場合、ユニットバスを選ぶことは大きなメリットとなります。

在来工法の浴室では、バリアフリー化するために、後から改修工事を行う必要があり、費用や手間がかかります。

ユニットバスを選ぶことで、最初からバリアフリーに対応した浴室を導入することができます。


*充実した機能


最近のユニットバスには、様々な機能が搭載されています。

例えば、浴室乾燥機、換気扇、ミストサウナなど、快適性や利便性を向上させる機能が充実しています。

これらの機能は、生活の質を向上させるだけでなく、住宅の価値を高めることにも繋がります。

例えば浴室乾燥機は、雨天時でも洗濯物を干すことができ、梅雨時期や花粉の季節にも非常に便利です。


□まとめ


この記事では、ユニットバスのメリットについて、工事期間、価格、水漏れリスク、掃除のしやすさ、デザイン性、保温性、バリアフリー対応、機能性といった多角的な視点から解説しました。

ユニットバスは、様々なメリットを備えているため、新築やリフォームを検討する際には、ぜひ検討材料の一つとしてください。

TOP